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新規事業で「審査落ち」したからこそ見つけた自分のミッション

みなさん、こんにちは!
小田急電鉄 デジタル事業創造部(デジソー)の米田 航です!

今日は「WHAT'S YOUR MISSION?」をテーマにお送りします。
私のミッションは「小さな個人熱量に寄り添い、大きな組織熱量にする」ことです。
これには、私がデジソーで働くことになった経緯が大きく関わっていますので、簡単に私のキャリアを交えながらお話しします!


私のキャリア

▶ 小田急に入社した理由

大学生の時は、母校の水泳部のヘッドコーチを務めていたこともあり、
「人々が生き生きとできる環境を作る」仕事がしたいと思っていました。

そんな環境をせっかくならスケールでかくやりたい! と思った私は
まちづくり
をキーワードにして、鉄道業界や不動産業界を志望していました。

そんな私が小田急に入社を決めた理由は、いろいろあるのですが、
一番は、私のことを必要としてくれていると感じることができたからです。


キャリアの転機:climbersへの挑戦

▶ 挑戦者としての挫折

私がデジソーに来ることになったのは、
社内の事業アイデア公募制度climbersに挑戦したことがきっかけです。

当社には、新規事業を誰でも提案できるclimbersという制度があります。

入社3年目の時に、様々な想いや悩みと葛藤した結果、climbersへ挑戦。
(この辺りは話すと長くなるので、またの機会にでもお話しします)

家庭料理の課題に着目し、子育て世帯や料理研究家の方々の力を借りながら
事業提案を進めていたのですが、審査を突破することができませんでした。


実際、挑戦者として感じたのは、

・誰も共感してくれていないのではないか という不安
・一緒に汗をかいて、共に挑戦という重圧に立ち向かう存在がいない孤独感
・自分が立ち止まると、平気で数週間進捗ゼロになってしまう焦り
・思い描くビジョンが実現できない葛藤


そんな新規事業立案の孤独と闘いながら挑戦した末、
「自分の熱量や能力が足りなかったのではないか?」
と自分を攻めることしかできず、挫折を味わいました。


そんな挫折を経験したら
もう二度とこんな挑戦したくなくなりますよね…


▶ まさかの事務局へのアサイン

そんなこんなで入社4年目の時に、社内審査落ちという挫折を経験した私は
自分には新規事業はできないのかも…と心が折れかけていましたが…

まさかのclimbersの運営事務局へアサイン…

さすがに当時、えっ?と驚きました(笑)
傷心中の私をアサインします?って感覚です(笑)


ただ、驚くと同時に自分の役目のようなものも感じました。
実は、このときの私の想いが今のミッションに繋がってきます。

当時の事務局には同じようにclimbersの挑戦者がいたのですが、
順調に審査を進んできた方しかおらず、「審査落ち」を経験した方はいませんでした。

あの孤独な挑戦と、審査落ちという挫折に共感できる事務局も必要なのでは
と思った私は、
挑戦者を支える事務局メンター
という役割を全うしようと思い、事務局へのアサインを受け、現在に至ります。


ちなみに私の事務局としての活動は、一部climbersのホームページで
「事務局通信」として紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください。

私のミッション「小さな個人熱量に寄り添い、大きな組織熱量にする」

 ▶小さな「個人熱量」に誰よりも寄り添う

この1年半の間に、
・17名の社内事業挑戦者の伴走
・新たな新規事業の検討
・複数のスタートアップとの協業

などを進めてきました。

この経験の中でとにかく思うことが、
挑戦には、熱量というエネルギーが必要ということ。

とても当たり前のようなことを言ってますが、
これ、本当に難しいです。

挑戦を「火」に例えるなら、あらゆる挑戦のきっかけは、
ほんの小さな「個人熱量」という種火だと思います。

ただ、先ほど私のエピソードにもあったように
孤独な挑戦は「個人熱量」という種火をいとも簡単に消し去ります

つまり「個人熱量」という種火に対して
周囲の環境や支援者が同じ熱量を持って支援することができるか
これによって、挑戦の火は大きくも小さくもなると感じています。

自分自身の挫折も含めて、
色んな方々の挑戦と挫折にぶつかってきた私だからこそ

小さな「個人熱量」に誰よりも寄り添い、「組織熱量」に成長させたい

その熱量が大きくなる過程に、面白さを感じています。


ちなみに東京都の新事業発掘プロジェクトでも
まさに挑戦の熱量について、挑戦者と一緒に話をさせていただいたので
こちらも興味があればご覧ください。 ↓ ↓ ↓


▶想いと想いの化学反応を起こしていきたい

これまで色々と私がデジソーにいる理由を書いてきましたが、
デジソーにはこんな風にそれぞれの想いをもった人がたくさんいると感じています。

上記で述べた組織熱量を高めていくために
まずはデジソーや社内にいる様々な想いを持った方々の
想いと想いが化学反応を起こしていくような働き方
これからもしていきたいと思っています。


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
これからも、私たちデジソーの想いや取り組みを発信していきます。ぜひ、「スキ」や「フォロー」をいただけると、とても励みになります。

※デジソー(デジタル事業創造部)にご関心をお寄せいただき、引用・拡散していただくことは大歓迎です。報道関係者の方からのご取材も大歓迎ですが、最新の情報を必ずご確認いただきたく、ご一報いただきますようお願いいたします。